危険な施工例
現場紹介 2021-05-15

危険な施工例

今回は現場でよく見かける危険な施工例について。

こちらの写真はとある現場で他の工事業者さんが施工した差込型コネクタでの電線接続部分です。差込型コネクタから心線部分がはみ出しており電源部分が露出した状態と同じ状態。同業者の方でしたらよくご存じかと思われますがここに埃と湿気がたまると導電しやすい状態となり、運が悪ければ火災へとつながってしまします。

差込型コネクタの接続はたいへん便利ですが、このように電線被覆を剥き過ぎて心線が露出した状態や、差込不良による接触不良による発熱など、施工が悪いといとも簡単に危険な状態となってしまいます。

残念ながら改修や増設工事の現場でよくこういった心線が露出したような接続が見れらるのが現実です。私たちが気付いたところについては他の業者さんが施工された物でも直すようにしていますが、こういった接続になっている現場はコンセントやスイッチ、照明器具など差込型の接続部分全般に被覆の剥きにより心線が露出してしまっている事が多いです。

私たち自身もこういった施工は他人事だと思わず、接続部分の電線被覆の剥き寸法は使用する材料や器具によって異なるということを再度確認しより安全な接続ができるよう徹底したいと思います。

 

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