外構計画の際は電気設備の計画も忘れずに!
現場紹介 2020-06-19

外構計画の際は電気設備の計画も忘れずに!

外構工事は殆どが何らかの建物が建った後に施工されるので、計画自体も後回しになることが多いと思います。よってその外構に設置される電気設備に関しても当初の計画にちゃんと盛込まれていない事が多々あります。しかしこの外構工事とその電気工事、建物とセットで最初からキッチリ計画しておかないと思った収まりにならなかったり、やりたいことが出来なくなったりするので要注意です。
今回のお客様は工務店さんということもあり、そのあたりはさすがでキッチリ計画されておりました。この度はカーポートに照明を設置させていただいたのですが、各柱に電気用の配管を前もって仕込まれておりますので照明やスイッチに関しては後からどうとでもなります。
ただこのカーポート、表からは見えませんが要所要所に補強となる部材(金物)が入っており思ったところに配線が通るかどうかは設置するカーポートごとに少しずつ違います。構造をよく理解しておかなければなりません。
写真にある照明に関しても実はその補強部材の位置となる部分。さてどうやって取付していると思いますか?カーポート設置業者さんならご理解いただけるかもしれませんがこのカーポートに関しては補強部材とアルミ柱との間に丁度良い空間がある為、補強部材自体には穴をあけずにアルミ柱にのみ穴を開ける事で照明の取付が出来ました。配線もモール(化粧カバー)等を使用していないので一切表からは見えません。
これをカーポートを設置した後に「ここに照明が欲しい」となると勿論露出配管・配線となり見た目の印象も随分と違ってきます。特にデザインや見た目を大事にされたい方は外構工事の計画の際にきっちり電気工事に関しても計画されることをおススメいたします。

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