GPSタイムサーバー更新
現場紹介 2019-05-18

GPSタイムサーバー更新

工場内の時刻同期に使用するGPSタイムサーバーの更新工事です。タイムサーバーとは工場内の時刻を統一する為に設置するもので主にタイムカードや防犯カメラ、工場内の時計の時刻を正確に刻むために使用されます。GPSタイプのものは 時刻修正制度が±5ms以内で長波やFM電波に比べて高精度なのが特徴です。
今回の工事ですが以前設置していたのもがGPSロールオーバー問題に対応できなかった為更新となりました。GPSロールオーバーとは周期的に日時のカウントがゼロに戻る仕組みを指します。具体的に説明するとGPS時刻というのは独自の時刻体系がとられていて、 起点から○週目の○秒目という具合に「週」と「秒」だけで表現する仕組みになっています。起点は1980年1月6日午前0時(日本時間の午前9時)で、(60秒×60分×24時間×7日=)60万4800秒で1週間が繰り上がります。そしてこのカウントは2の10乗(1024週目)にゼロに戻るため、19.6年ごとにカウントがリセットされる仕組みです。デバイス側がゼロに戻った際に対応する仕組みを備えていないと挙動がおかしくなり訳の分からない日時を示し時刻同期の対象機器もその影響を受ける事となります。
インターネットに接続されていないデバイス等を時刻同期されたい場合は弊社にご相談下さい。

関連タグ