いつもお世話になっている某工場にて機械更新に伴う電源増強工事を行わせていただきました。機械更新日に同時進行するのはスケジュール的に不可能なので、本日は配線及び遮断機更新工事のみ先行して行わせていただきました。
今回の場合更新後の機械容量に合わせるとCVT200sqのケーブルが必要になります。既存はCVT100sqにて配線されておりますので通常ですとケーブルの引替えが必要。しかしながらこういった場合は既存のケーブルをそのまま利用し、新たに敷設するケーブルと2条使いする「ダブル配線」という作戦もあります。既存のケーブルもまだまだ利用できそうですのでお客さまと相談し、今回は追加でCVT100sqを追い配線しCVT100sq×2条構成となる前述の作戦にて進めさせていただきました。新規に200sqにて張り替える場合と比べるとかなりコストを抑えることができました。
(※ダブル配線については電線種別、導体種別、電線太さ、電線長さを全て同一にしなければならない、また銅導体の場合断面積が50sq以上という約束事があります。)
受電設備内のトランス容量も足りないため後日受電設備内も更新を行います。海外製の機械で460Vの電圧が必要な為、トランスは特殊仕様でのご準備となります。