現場紹介
2014-06-25
接地工事
高圧受電設備を設置する需要家では各種接地工事が必要となります。
ざっくりいうとA種からD種まであってそれぞれに目的があります。
接地工事も電子機器の普及で昔と今とでは少しずつ考え方が変わってきており、世界の中でも送電方式や設備の内容によってさまざまな様です。
ある意味どれが正解というのが難しい世界でもあります。
大きな建物になってくるとメッシュ状接地極や等電位ボンディングなど手法もおおがかりな物になってきます。
また同じように施工しても接地抵抗はその土地の地層や気候、土質によって大きく異なります。
さて、今回は棒状の接地を打込みます。流れとしては
打込んで
つないで
測定
今回はφ14mm の1500mm接地棒を2本ずつ連結して打込み、合計20本使用しました。
技術基準により地下75センチのところまでは塩ビで配管してあります。
地中梁の型枠が外れた状態で行っていますので、埋め戻し後に再度測定します。
現段階で各10オーム以下となっていますが、埋め戻し後の数値によっては場所を変えて更に接地棒を追加するかもしれません。
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