マーキングチューブ
現場紹介 2019-09-01

マーキングチューブ

こちらは油圧ポンプの電磁弁の端子台。設備の中の台部分を上下する為に油圧ポンプの油圧ラインを電磁弁にて制御しています。 ところでこの写真の端子にも入れてある文字の入ったチューブ、絶縁と電線記号表示機能を両立したこの手の仕事では無くてはならないチューブです。無地のチューブにチューブマーカーで文字を印字します。値段は5倍~10倍ほど違いますし使い勝手も大分違いますが、構造的にはテプラのような物と言えばイメージしやすいでしょうか。沢山出力したい時はテプラと同様PCとの接続が出来ますのでPCで入力したものをプリントします。 このマーキングされたチューブ、世界中で使われていると思いきや意外にそうでも無いようです。確かにドイツなどの機械はクリップ式のマーカーが多い気がしますし、そもそも記号などは入っていなくて電線の色別に頼って何も表示されていない物、電線その物に文字が入った物など様々です。 国内のケーブルにももちろん心線数が多い物には番号が入っていますが、制御盤の中では何百本と接続する事になるのでやはり個別の番号を入れたくなるのは日本人の気質というか性格というかならではの物なのでしょうか。
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