増し締め、トルクチェックも入念に

キュービクル内での遮断器増設、動力盤、電灯盤までの幹線工事、機械までの電源送り工事など。各端子部分のボルトやビスの増し締め及びトルクチェックも入念に行って施工しています。

電源設備の具体的な内容

受電設備内の分岐回路や分電盤から各電気設備へ電源を送り込む為の工事でケーブルラック敷設や、配管、配線が主な工事になります。弊社の普段の工事で多いのは440~110V系の電圧になります。
幹線工事は今後の増設の有無等をある程度考慮してケーブルサイズや配管、ケーブルラックの敷設方法について計画される事をお勧めします。せっかく配線しても数か月後にはルートを変更しないといけない、とか将来機械を増設したいので幹線に余裕をもっておいて欲しいなど、考えられる将来の計画については事前にお知らせください。

  • 受電設備から各分電盤までの電源配線
  • 分電盤から機械の1次側電源
  • 高容量コンセント電源
  • 制御盤の1次側電源
  • 仮設工事用の仮設電源
機械の電源設備

工場などで使用される生産機械に電源を送り込む工事。制御盤と機械本体が別の場所に設置される際は電源の他に制御系のケーブルの敷設、接続も行います。

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防水コンセント工事

プラグインハイブリッドカーや電気自動車が普及してきた関係で以前と比べると防水コンセントの種類もぐっと増えてきました。目的に応じてコンセント形状を選択します。

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A: 配線や人命の保護をするために必ず設置するのが過電流遮断器(サーキット)であったり漏電遮断器(ELB)です。これらの機器はケーブルに規定値以上の電流が流れた際に遮断しすることでケーブルが損傷するのを防いだり、ケーブルに傷などが入って電流がケーブル以外のルートに漏れたりした際に電路を遮断してくれます。どちらを使用するかは現場の要求事項に合わせて検討します。

A: 負荷容量が同じでも負荷の特性や配線距離、配線ルートの環境を元に計算します。配線距離が長いと電圧降下によって機械が起動しないなどのトラブルの原因になるので1ランク、2ランクアップの必要が出てきます。事前にしっかり計算することが必要です。また同じ電線サイズでも被覆の種類によって流せる電流値が異なるので各ケーブルの仕様書もしっかり確認したい項目となります。